2019年公開のアメリカのSFアクション映画。
サイバーパンク・アクション映画のジャンルに分類される。
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ローサ・サラザール
クリストフ・ヴァルツ
ジェニファー・コネリー
日本の漫画『銃夢(がんむ)』原作:木城ゆきとの作品を映画化したのがこの作品。
高度に発達した未来社会で空中都市から出るゴミ捨て場の周りにできた街を舞台にしている。ゴミの山から経済文明を成り立たせているだけに半分無秩序な社会を形成している。
ただし、法律や警察官のような存在はいるようだ。
この映画の素晴らしい点は、サイボーグ化した人々をリアルに描いていることだ。未来社会では、サイボーグ化した人間たちは、こうした質感や動きでいきいきと生きていることを実証したような作品。
これだけ高度な制御する技術がありながら、人々はまるで薄汚れた街で生きている。技術が汎用性を持たぬとこのような偏った社会が創出されるというよい事例のような世界が描かれている。