2007年公開のアメリカ映画。
監督:スコット・ヒックス
主演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
2001年公開のドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のリメイク作品。
ニューヨーク・マンハッタンのレストランで料理長を務めるケイトは、人生のすべてを掛けて、手がけた調理場で日々、奮闘中。
それが、ある日突然、姉の娘を預かる身となり、戸惑う主人公。
調理場もまたいつもと違う環境へ。
自分とはやり方も考え方も違う料理人が臨時で雇われてくると、完璧主義の主人公は、猛反発。
この映画のストーリー展開は、何気ない日常の変化の中で、日々葛藤する主人公がどう見方を変えていくかという人の変化、成長を楽しめる作品となっている。
料理人を目指す人であれば、誰しも我が身の調理場を持ちたがる。さらには我が店を持ちたがる。
そうした料理を通して日々の生活を充実したものにしたいと願う人に満足のいく映画と言えよう。