2017年公開のアメリカのスリラー映画。

不気味な闇社会の一面を想像豊にして描き出した作品。

実際には技術的に不可能だが、大まかな点をかいつまんで見ると、技術的に可能であれば、闇社会でやっていそうな内容・需要なだけに、ゾッとする。

平凡でにこやかな雰囲気で描かれる田舎のコミュニティの集まりであったが、実際には闇の取引を行うオークションの場であった。

女性の恐ろしい一面を描き出している点も見事であるが、そうした需要を現代社会は、潜在的に求め続けているという点は実に感慨深い。

iPS細胞の研究が盛んになっているのもひとえにこうした医学的、健康的問題によって、需要が非常に高いということを裏付けている。

それだけにお金でなんでも買えるという感情が、どこまでも恐ろしい手段を人は取ってしまう可能性を見せつけてくる作品。